🌸“がんばりすぎないでね”と伝えたい。

～4月に届けたい、やさしい言葉たち～ こんにちは、薬剤師の森重です。

4月は、街の空気がちょっとキラキラしていて、出会いやスタートの季節。でもその分、心や体が「ちょっと疲れちゃったな」と感じやすい時期でもあります。

このコラムでは、薬剤師として、そして日々、たくさんの人と接している一人の人間として、「がんばりすぎないでね」という気持ちを、そっとお伝えしたいと思っています。

はじめましての人たちに囲まれて、気を張ったり、無理して笑ったり、「ちゃんとしなきゃ」って自分にプレッシャーをかけてしまうこと、ありますよね。

でも、本当にがんばっている人ほど、自分では“がんばってる”って気づきにくいものです。

だからこそ、言わせてくださいね。「がんばってるね。無理しすぎないでね」と。

ある日、「なんだかだるくて、でも病院に行くほどでもなくて…」と話してくれた女性がいました。お話を聞くうちに、彼女は4月から新しい職場に異動になったばかりだとわかりました。

「少しだけ立ち止まっても大丈夫ですよ」と伝えると、ホッとしたように笑って、

「薬局って、思ったよりあったかい場所ですね」って言ってくれました。

その言葉が、とても心に残っています。

春は、芽吹きの季節。何かを始めたくなる気持ちも自然なことですが、

同時に、自分を“整える”季節でもあると思うんです。

そのひとつひとつが、あなたの心と体の栄養になります。

「しっかりしなきゃ」じゃなくて、「ゆっくりでいいよ」

「弱音を吐いちゃいけない」じゃなくて、「弱音こそ、ちゃんと聞いてくれる人のところへ」

春の光のようにやわらかく、あたたかい言葉が、この季節に少しでも届きますように。 🍀あなたのペースで、あなたらしく。薬局は、いつでも安心して立ち寄れる場所でいたいと思っています☺️